北海道ツーリング2021【4日目】
4日目 紋別~網走~知床~中標津
昨日と同じ6:00起床
ホテルの駐輪場は県外ナンバーのバイクで一杯だったけれど、自分より早く出発した人は数台といったところ
皆さんこういうときって何時くらいに出る人が多いんだろう…??
カニの爪オブジェ
んで、ホテルを出発して数分で最初の寄り道
その名も『カニの爪オブジェ』
そのまんまですね。
昨日、『北緯45度モニュメント』に「寂しい」だの「地味」だの言ってた当てつけでしょうか?
普通に道走ってたらこれが目に入るんだから、二度見以上不可避でしょう。
いや、確かに北海道は変なモニュメントを設置したがる傾向にはあるようだけど、
これは最強クラスにぶっ飛んでると思う。
しかも、かつてはこれが海の上に浮いていたというんだからびっくり。
陸上でさえこれでもかと異彩を放ってるのに、海の上にポツンと浮かばせるとか、何食ったらこんなの思いつくんだ。(カニでしょ)
網走監獄
『高熱が出たときに見る夢』みたいなモニュメントを後にして、網走市街には9:30頃に突入。
あの有名な「網走監獄」に来ました。
こちらは言わずもがな「網走といえば」的な観光地だけど、オタク的にはゴールデンカムイの聖地でもある。
内部は蝋人形で当時の様子を伝えてくれるのだけれど、これが独特の雰囲気を放っていて、控えめに言って不気味。
子供は相当怖いだろこれ。
夜に迷い込んだらトラウマになる自信あります。
まぁ、楽しい過去がある施設じゃないし、こういう方向性で合ってるのかも…
こちらゴールデンカムイでキーパーソンが捕らえられていた「五翼放射状房」
作品内で見た通りの作りで、驚きの再現度。
時代考証とかほんとちゃんとしてるよなぁ、あのマンガ
ちなみに写真は無いけど、教誨堂はほんと劇中そのまんまなので、金カムファンは絶対見るべし。
美幌峠
網走から美幌の市街地を抜け、こちらもツーリング雑誌等では必ず写真付きで紹介される『美幌峠』には北側からアプローチ
峠頂上の道の駅『ぐるっとパノラマ美幌峠』で小休止
文字通り美幌峠から屈斜路湖を一望できる。
大変安直分かりやすい名前でよろしい。
ここで、BMWのツアラーに乗ったご夫婦から声を掛けられる。
昨日、紋別までに道のりで少しだけご一緒して、ホテルも同じだった方々だ。
こういう出会いも楽しみの一つなんだよなぁ。
いっぽんの道、天に続く道
峠を下りて屈斜路湖を南側からぐるっとまわって、今度は北上。
清里町に入ると、お目当ての直線道路へ。
先に来たのは清里町にある『いっぽんの道』
表記揺れがあるようで、Googleマップや一部ガイド等では「いっぽんの道」
観光協会などでは「ストレートロード」と呼ばれている模様
後述する『天に続く道』と比べると比較的穴場で観光地化されておらず、自分が行った時にも先客は無し。
静かな雰囲気でゆっくりできるので、個人的にはこちらの方が好み。
先の「いっぽんの道」から30㎞ほどのところには『天に続く道』
こちらは人気のスポットといった様相で、スタート地点には看板とちょっとした駐車場まで完備。
私が行った時にも、ひっきりなしにバイクや車が来てました。
感想としては、スタート地点からの眺めは確かにすごいけど、バイク乗りとの親和性は「エサヌカ線」の方が上かなと。
途中にある展望台からの眺めがなかなか良い。
知床
知床五胡
斜里から国道334でいよいよ『知床』に向かう。
一大観光地だけあって交通量多め。
途中、カ〇サキの大型バイク数台に同じ車線で無理な追い越しされて顔が引き攣るハプニングも。ああいうのがマグナキッドくん出禁にしたんだろうな。
この道もなかなかの絶景ロードで楽しい。
しばらく行くとオシンコシンの滝方面との分岐。
向こうは砂利ダートなので、荷物満載のロードバイクだと少し不安かも。
今回は分かってたので行きませんでした。
駐車料金数百円を徴収され、知床五胡へ。
五胡って言っても木道で気軽に見れるのは一湖だけ。
とはいえこれだけでも大抵の人は満足できるんじゃないかと。
少なくとも、木道から見れる知床の山々の景色を見れるだけでも来る価値はありますね。
本当にここは日本かと疑う程度には雄大な自然を体験できます。
やっぱ知床ってすごいんだなぁと改めて実感(小並感)
余談だけど、ここの駐車場では北九州ナンバーのZ900RS乗りと世間話
九州からどうやって来たのか聞いてみると、バイクだけ輸送して人間は飛行機で行き来するとのこと。へぇ~。
こういう話聞くと、フェリー航路の選択肢がいくつもあるのは恵まれてるよなぁと。
知床峠
国道に戻って知床を横断します。
峠の頂上付近では羅臼岳のすぐそばを通るのだけど…
霧?雲?で全く見えず。。
雲の流れが早いので、雲の切れ目から山が近くにあることは確認できるものの、
全体像は拝めませんでした…
まぁ、次回も来る理由ができたってことで(震え声)
本日の宿は中標津
知床横断道路から羅臼側へ下りてゆく。
良くも悪くも北海道の峠らしくないタイトなコーナー多めで走り甲斐はあり。
あとは宿がある中標津までノンストップでひた走る。
宿着は19:00頃
周辺のめぼしい宿が全滅だったために消去法で選んだホテルだったけど、
フロントのおっちゃんが愛想良い人で一安心。
バイクも入口近くの軒下に停めさせて貰えたしね。
夕飯は例のごとくホテルから徒歩30秒のセイコーマートで頂きました。
4日目まとめ
走行距離:404.1㎞
ひとこと:巨大蟹に始まり、セイコマに終わる。