北海道ツーリング2021【3日目】

 

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3日目 留萌~稚内紋別

6:00起床

留萌からおはようございます。

 

今日はいよいよ(到達可能な)本土最北端へ向かいます。

初めて北海道来たらとりあえず最北端目指すよね。

 

今振り返ると、道北を一気に走り抜けて、

一番北海道らしいツーリングを堪能できた日かもしれない。

というわけで内容も多めです。

 

日本海オロロンライン(国道232)

留萌からは海岸線に沿ってオロロンラインをひたすら北上

▲ウェミダー

せっかく走るのに天気悪かったら楽しさ半減だけど、天気に恵まれて本当によかった。

 

海沿いの快走路はまさに北海道の海岸沿いといった景色で、

今回北海道で走った道のなかでもトップクラスに気持ちいい道でした。

距離も長くて走り甲斐あり。

道の駅 おびら鰊番屋

休憩するにはちょっと早いけど、宿の予約電話をするために道の駅にピットイン

明治に建てられた鰊番屋(ニシン漁の作業場兼簡易宿泊施設)が保存されていて、

現在は国の重要文化財とのこと。

 

ゴールデンカムイで見たやつ

まぁ、ゴールデンカムイに出てきたというオタク的な感想しか持てないのはご愛嬌。

ちなみにゴールデンカムイ聖地巡礼は翌日たっぷりすることになります。

 

オトンルイ風力発電所

9:50頃

天塩のあたりまで来たところで、一気に雲行きが怪しくなってくる。

さっきまでの快晴は一体…

 

ということで、曇り空のなか、かの有名なオトンルイ風力発電所に来ました。

ツーリング雑誌等では定番のスポットですね。

 

 

写真だといまいち伝わらないけど、風車がめちゃくちゃデカい。

風車ってこんなデカいんだ。。

それが何十基も続いてるもんだからそれはもう圧巻ですよ。

交通量も比較的少なく、海風を浴びながら「風車すげ~」と10分以上眺めてました。

ちなみに写真は南から来て風車群に入ってすぐ(南側)の方だけど、もう少し行くとパーキングもあります。

 

北緯45度のモニュメント

オトンルイ風力発電所からすぐのところには北緯45度のモニュメント

事前に情報仕入れていたので気づいたけど、想像の5倍くらい地味なので、事前知識なかったらスルーしてる自信がある。

 

▲恐ろしく寂れたモニュメント。オレでなきゃ見逃しちゃうね。

その後は稚内に向けて道道106を進む。

▲雲に阻まれて頭だけがなんとか見える利尻富士

ここでも晴れてたらまた違った景色が見れたんだろうなぁ

雨が降ってないだけありがたいけどね。

 

ノシャップ岬・樺太食堂

11:15頃

稚内市ノシャップ岬に到着

 

がっつり観光地化されている宗谷岬などに比べれば、辺境の小さな港町といった静かな雰囲気のノシャップ岬。

ここには水族館とかもありますが、お目当てはそっちじゃなく…

 

▲うに!

はい、うに丼を食べに来ました。

樺太食堂さんです。

3600円くらいしましたが、海無し県の民にとっては大変に贅沢で美味しいものだということだけはお伝えしておきます。

おすすめです。

ちなみにウニだけの丼もあるよ。

▲かわいいステッカーも貰えます。

 

日本最北端の地、宗谷岬

お目当てのウニ丼を食べて満足したら、いよいよこの旅の最大の目的地と言っても過言ではない、日本本土最北端宗谷岬へ。

▲こちらは宗谷丘陵

途中、国道から道道889に逸れて宗谷丘陵
北海道といえばひたすら続く平らな平原といったイメージだけど、ここは珍しく(?)起伏に富んだ丘陵地帯

駐車帯に止めたバイクの横で、コンビニで買った缶コーヒーを飲みながらまったり過ごしてました。

周辺の道も気持ちよくておすすめロードの一つですね。

 

そして、丘陵を抜けて降りるとすぐに宗谷岬

▲来たぜ。

14:00頃 到着

バイクで走ってきたからこその達成感

バイクの免許を取得してから5年ほど、ずっと来たいと思っていた宗谷岬に来てしまった。

何か人生における小さな目標の一つを達成してしまったかのよう(大袈裟)

 


念のため書いておくと、厳密にはここは日本の領土の最北端ではありません。

一般人が通常訪れることができる“最北端”で、実効支配する領土の最北端と、

日本政府が領有を主張する最北端は別にあります。

まぁ、実際に行ったらそんなことはわざわざ考えないし、大して気にならないけどね。

余談だけど、、周辺のお店はどこもかしこも当然のように『日本最北』を主張していて面白い。

私も、ガソリンスタンドで給油して最北端給油証明書を貰うなどしました。*1

 

エサヌカ線

最北端へ到達したので、ここからはオホーツク海沿いを南下

同じ海岸線の道でも日本海側とオホーツク海側では結構雰囲気が違うのが不思議な感じ。

日本海側は海岸沿いを張り付くように、オホーツク海側の方は少し内陸寄りでアップダウンが多い印象)

 

国道238を進んで、猿払村に入ってしばらくすると

▲オレでなきゃ(略

非常に分かりにくいことで有名な入口表記を左に曲がる。

わざわざここで曲がらなくても大丈夫らしいけど。

 

 

▲それはもうひたすら真っすぐで…

15:30

というわけで、こちらもかの有名な“エサヌカ線”に到着

これぞ北海道というひたすら真っすぐで何もない景色は圧巻の一言。

北海道を訪れたことのない人に「北海道の道はすごいんだぞ」とドヤ顔で説明したいとき、間違いなくここの写真を見せますね。

ライダーの聖地になるのも納得の道でした。

▲俺的バイク乗りなら一度は走ってほしい道ランキング暫定1位

本日の宿、紋別

さて、本日の宿は紋別

エサヌカ線を後にしたのは16:00過ぎといったところ。

日が暮れてしまうので、ひたすら爆走する。

 

途中シカの襲撃を受けつつ…

▲このあと滅茶苦茶減速した。

19:00頃 無事にホテルに到着

この日もセイコーマートで夕飯としました。

 

3日目まとめ

走行距離:413.6㎞

ひとこと:間違いなく今回の旅で一番濃い日だった。

 

*1:詳しくは「宗谷岬 安田石油店」でググって(説明放棄)